6月4日、イビチャ・オシム前日本代表監督が日本サッカー協会のアドバイザーに就任することが発表された。
記者会見の席で、「残念ながら病気になってしまったが、別の方法で日本サッカーに前向きな変化を与えたい」と言われ、また日本代表監督復帰の意思を問われて「もちろんベンチに座りたい気持ちはあるが、ベンチで死にたくない気持ちもある」と発言されたようである。
昨年11月に脳梗塞で倒れられたが、驚異の回復力で3月に退院、日本代表やJリーグの試合を精力的に視察しておられ、この日の記者会見でもつえなどは使っておられなかったようである。
病による日本代表監督辞任(ご本人が辞任されたわけではないが・・・)は、あまりにも残念である。世界でも有数の名監督の指導を受けられるチャンスを得られたのに、本当に悲しい出来事だった。ここまで早く回復されるなら、大熊コーチを代行監督にして復帰を待っても良かったのではないかとも思う。しかし、形はどうあれアドバイザーという立場で日本のサッカーに関わっていただけるのはとてもうれしい。
いずれにしても、岡田監督を解任しなければならないような事態となった場合、現場復帰は難しいとしても、総監督という立場でオシム氏をリーダーとする傀儡政権をつくることは可能であろう。日本にとって、オシム氏の力はまだ必要になりそうな気がしてならない。
オシム氏が健康に過ごされることを祈りたい。